白川郷






    岐阜へ行くなら日本海も見ようと
    東京から新潟経由で富山へと向かう
    越後湯沢に着くとお久しぶりの「雪山」
    そこから乗り換えをして特急はくたかで富山高岡へ
    こんどは春らしい緑の畑がつづく

    高岡駅に到着
    1時間ほどのバスの待ち時間で富山気分を満喫しようと
    お土産屋さんを巡り
    白川郷までのバスの中で食べようと
    鱒の寿司ならぬ「ぶりの寿司」を買う

    11時45分発のバス

    前方遥か遠くに山の広がる一番後ろの席を陣取る
    観光客らしき者は私一人
    のんびりとはやくも旅気分になり
    「ぶりの寿司」を広げた

    あと一つになってふと時計を見るとまだ12時・・・
    窓の外を眺めると辺りはまだ街なか
    前の席では地元の高校生が菓子パンを頬張っている
    景色と一緒に味わうはずのぶりの寿司の
    最後の1つを私も頬張った

    ここから先
    山がぐんぐん近づき、山を登り、谷を走り
    いつもより空を高く感じながらバスは進み
    白川郷に到着
    「雨」に出迎えをうけた





写真では伝わりきらないかな
空を見上げて笑った
「お天気雪」
あたたかな空からキラキラと舞う
ご褒美



    念願の合掌造りの宿「幸エ門」
    2年ほど前に屋根の吹き替えと内装工事をしたそうで
    夜歩けばセンサーであちこちの電気がついてまわるなど中は近代的
    ただトイレはね、じっと座っていると
    パチッと突然消えてしまうので初めは驚き「誰よ」と疑った
    タイミングをつかみスッとセンサーに向け手を挙げる私
    動きつづけてみたりもする私「スリル満点お手洗い」(笑)

    民家であり、観光地であり、世界遺産であることのご苦労を
    宿の方にお話しを聞く
    噂はいろいろと聞いていたのでオフシーズンに来たのだけれど
    駐車場も知らない観光バスに道を聞かれたりしたので
    シーズンにここがごった返すのが目に見える様だった
    そんなわたしも観光客の一人なのだけれど・・・




朝から朴葉味噌で幸せのご飯
何杯食べても美味しかったこの旅でのイチオシ
コンロ、朴葉、味噌を買って帰りましたとも
幸エ門さんの味付けが一番

    むかし花のない季節に
    赤い木に白い餅をつけて飾っていたという
    「花餅」


    だんだんカラフルになったそうです












自分では見ることの出来ない
旅の後姿が後日届きました
全ての季節に訪れて見たいと思った白川郷
次はどの季節にしようかな〜