飛騨高山




    朝市のおばあちゃん
    ちっこいお目目でじっとみる
    小さな声で道行く人に呼びかけるけれど
    おばあちゃんの姿そのものが大きな広告
    こんなに朝早くから毎日
    こんなにたくさんの商品をかかえて?・・・ね(笑)
    おばあちゃんの行きと帰り、偶然みてしまった
    息子さんらしき人と軽トラで来て軽トラで帰ってた
    とてもいいものを見てしまったと、その姿撮る手も止めた
    朝市の顔ではないおばあちゃん
    「かわいい」や「大変ね」なんて言葉より「これください」だよね
    商売だものね おばあちゃん またね



寒い朝にうれしかった
ストーブの上の朝市牛乳
ゴックゴック




朝市には珍しいおばさんじゃないおじさんのお店
売れるよりしゃべるほうがにぎやか
あんまりよく動くからね
ほら絵からいなくなっちゃった(笑)





真ん中にあるのは「エゴマ」
普通のごまよりも甘い、い〜い薫りがする
五平餅食べる時はこの「エゴマ」を使ったタレのものが本物です




近ければ、このくらい買って帰りたい
そんな朝市です






高山の町につづく格子の家々
私の目は不思議と玄関へ向いた
なんだか冷たく仕切られた感じもするのだけれど


 



その中は



あたたかい