□■ ベトナム ■□





日本を出る事はおそらくないだろうと思っていた
食べ物がさ、手続きがさ、言葉がさ、安全がさ
「だいじょうぶ〜」
という訳で(笑)あっさり初めての異国ベトナムへ




ここはデートスポットらしい





「でーとすぽっとぉ〜?釣堀が」
と思って着いてみれば
屋根着きテーブル席にハンモック
そして釣った魚は料理して出してくれるという!!
日本にあってもいいねーと





「バオはね、雨が降るの分るからその時はここに来るのね」
といって間もなく雨が降り出した
向こう一面の蓮がほんとうに美しかった

もっと静かな雨の時
蓮に降る雨を見に


来るようなガイドとは思えんっ!!!!


おいこら、寝るな







「まだ耳元にバオがいる」
ガイドしてもらった日の夜は静かな部屋に帰り
皆で笑った
「キョコサンね〜、キョコサンね〜」
とにかくうるさくベタベタとその濃い顔で(笑)

そんなバオも戦争の話となると言葉は重く少なく
自分はラッキーなだけだと包み込む







キッチンもあるアパートへの滞在!!
食べ物とともに私をワクワクさせた事の一つ
ここはベトナム
〇〇荘てなとこじゃあないんです
apartment


部屋から見渡すホーチミン




ところで
キッチンで料理しましたっけ?!








「たくさん食べたなぁ〜」
立派なキッチンで手料理とはいかなかったけど
のんびりお茶をしながら黙々と



朝から目移り
外で出されてもついつい
買いこんで夜も



見た事のないフルーツもいっぱい
どんな味かも分らない
あれもこれも買って帰ろう



他にもたっくさん
竜眼、ザボン、マンゴスチン、ドラゴンフルーツ

とにかく
食べた食べた


フォーにはライムを絞り
パリッバリのバインセオにはヌックマムを
ココナッツアイスは高級品、実の器に大盛

とにかく
食べた食べた

ピラニア似の白身のおさかな忘れられない味
そしてこの「バインミー」
これ食べるのとっても楽しみにしていました



あぁぁ〜ベトナムの味

わけわかんない定食もベトナム風味で美味しくて
ただのチャーハンだって激美味し

とにかく
食べた食べた

飲み物は
甘〜い「ベトナムコーヒー」
そして
暑いといえばこれっ











椰子の実しか食べない
「椰子の実教団」
その島などを巡るメコンデルタクルーズへ

「現在教団はありません」

クルーズといっても20人乗りくらいのポンポン船から
手漕ぎに乗りかえたりののんび〜りしたもの

ところが
島ではのんび〜りともいかなかった
ハチミツの島では蜂の巣に指をとすすめられ
さあ食べてみて食べてみて
買って買って
フルーツ山盛り、蜂蜜入りのお茶もどうぞ
飲んで飲んで
って

カップに蜂がとまるどころか泳いでます
「はい。いただきます」

ココナツ島ではキャラメルグツグツグツグツ
手作業で包む包む包む
買って買って買って


これはのんびり船上でのスケッチ



手漕ぎでココナツ林をのんびり進みます







日本でも教習所で原付にしか乗った事がないというのに
いきなりバイクおまけにノーヘル
言葉の通じない人と二人乗り
ものすごいバイクの数
「みんなで並んで走ってツーリング」
の訳が無い

気付いたらみんないなかった

でも脳天気

「本当に信号がないんだー」
意地でも停車しない減速の技
「走りはゆっくりだけど何キロだろー」
壊れて針のないメーター
「これがベトナムのバイクなのねー」
大変よろしくてよ






ゆっくりとした走りのバイクから街の人々やお店を眺めながら
「走馬灯の様にってこのくらいかな〜」と

ベトナムに来ているという実感より
ベトナムが目に映っているという不思議な感覚
こんな旅は今までなかった



この道のりは車での移動
「アヒルバイクの横につけて!」
「あの家の前で止まって!」
とはいかない
でもこれはどうしてもと
せいいっぱい思い出して帰国して描いた2枚

いつかこの道を
静かなガイドとシクロで二人
写生しながら旅したい

じゃーまた、ベトナム

【おしまい】