ちょっとしたボクの評です




 のびのびとした筆致はさすが師範代です。後ろのマッキントッシュライクな影文字もふるってますネ。イデオロギーとはイイデさんの考え方のことで、たとえば秀雄さんならばヒデオロギー、と言うことをおぼえておいてください。これを読んでるあなたは、どんなロギーかな?


 師範代が初めて筆をつけた心の鮮明さがよく伝わります。思いついた言葉がこれだったなんて、なんとなくキナ臭いかな。しかし強力な師範代の筆致が目を見張りますね。「ヨッ、大統領」ならぬ「ちぇっ!ゲバラ?」とか、「モー、沢東!」と言いたくなります。歴史はいつも2でした。


 最後、これはワザもの、一見たんなる流行かと思いますけれども、本当のところはそんなことはノープロブレム。今にも動き出しそうな文字です。なので、動かしてみましょう



 半紙の大きさを考慮にいれた師範代の紙切りは見事です。虫へんの滲みの中に「半紙ヨウ、おまえ、ムシペール(キンチョール)吹くと、紙がにじみやがってよう」ナーンテ、息づかい(?)が聞こえてきそうです。でも3年8組なんて、きっとマンモス校だったのかナ?


 さて、以下は次点ですけれど、力作もありますね。バックギャモンというのは師範代お得意のもの、華麗なる逆転があるか分かりませんけれど、コナミでMSXのROM版でありました。
あとは振り向きざまに突き放すように書いてしまった一点。あるいは意味もなく書いてしまった一点。なんかは、師範代の生活のまずしさ、どんなに思想の鎧を着かためても、助骨のまずしさをおおいかくすことはできない。といったふうな言葉を連想させます。せっかく書いたので、ぜひみなさんもご鑑賞を。はっきりいって天才です。