大宮に買い物にいこうかと思うも、 LOFTは休み のようなのでうちにいることにする。
小日向しえという人は面白いなあ。ヒロミックスが司会だった時は どうなることかと思ったものだが。
二年くらい使っているが、未だに日本語の入力方法を決めかねてい て、いつもeggとかcannaとかximとか時期によって違うものを使っ ていて落ち着き所がないので、どれか一つに絞ってカスタマイズを すればいいようなものだが、日本語の入力自体に余りこだわりがな いのではかどらない。
変換サーバはとりあえず金を出して買ったのでvjeにして、そうす るとximにするか エセカンナ 経由でcanna.elを使うかという選択があるが、ximだと日本語 を入力しているときにauto-fill-modeが連動して動いてくれないと いう問題があるし、cannaで入力するならeggの方が好きなので、こ れもどっちにするか決めかねていて、今は両方交互に使っていたり する。解決策としてはエセカンナをもとにしてエセJserverを作っ てeggを使うか、あるいはxim経由でもauto-fill-modeが連動して動 くようにするというのがある。
auto-fill-modeについては、FSFのEmacsでちゃんと働くようになっ ていて、ただこっちはximを使うのに パッチ がいる。何でちゃんと動くかというと、XEmacaだと auto-fill-modeで字詰めが動く条件はスペースか改行を入力した時 だけだが、FSFのEmacsだとauto-fill-charsという変数に入ってい る文字テーブルの中のどの字を入力しても字詰めが動くようになっ ていて、日本語とか韓国語とか中国語とかがこれに該当する。
これと同じ仕組みか、あるいは別の仕組みでもいいけど、XEmacsで も日本語のauto-fillがうまく動くようにするにはどうすればいい のかな。それかエセJserverか。
ケーブルテレビの方の 与野寮ページ。
7時半位に携帯電話がなったものの目が覚めなくて取れなかったが 電話帳には登録されていない番号だったので間違い電話だろうか。
通勤途中に加藤君とあったので、一緒に電車に乗る。小西君がスノー ボードで怪我をしたと聞いてちょっと心配。飲み会をやろうと言う 話をする。
午後は社内研修なので湯島に行き、昼休みに KC ビルに寄ると竹田 さんに今、出勤ですかとか言われる。飲み会をやろうと言ったらそ ういえば勘田君が来てるんですよと言って話を外らされる。勘田君 に小西君の怪我について聞くと完治するのに一年とかそういう話ら しいがとりあえずあまり詳しいことは時間がなかったので聞けなかっ た。飲み会やろうよと言っておく。
社内教育で C++ を習う。参照とかいうものがあるらしい。世の中 には変数の渡し方に値渡しと参照渡しというものがあるという話を どこかで読んだことがあるが、それぞれの言語でどうなっているの かという部分は忘れた。というかそんなのは実物を見て考えれば解 るのか。
研修は五時に終わって皆さんはそれぞれ職場に戻って一仕事という 感じだったが職場に戻る気はさらさらないのでとっとと帰る。上野 駅の構内の本屋で雑誌を立ち読みして UNIX Magazine、C Magazine、 Software Design、サイゾーなどを購入する。群像の東浩紀と阿部 和重の対談を立ち読みしたが、阿部和重がやたらと君は、君はとい うふうに二人称を連発するのに対して、東浩紀が僕は、僕はと言っ て答える調子が絶妙で面白かった。内容は文学業界の話とか世代論 とかインターネットとかだったような気がするが、どれもそんなに は興味を持てなかった。でも文章の調子がよかったので多分そうい 感覚を持つのは内容もそれなりに面白いからではないのかという気 がする。
UNIX Magazine は個人の常時接続環境という特集でケーブルテレビ インターネットが導入されたばかりの我が家には適切な記事かと思 われたが、笑かしと概念の説明が主だったのであまり役に立たなかっ た。SD のディレクトリ・サービス特集は最近 LDAP に興味がある ので読んでみたものの LDAP の話は殆ど出てなかった。
サイゾーを読んでいて思ったのが、高橋源一郎と室井祐月というの は結婚してるの? ていうかこの前、衛星放送でやってた詩のボク シングとかいうので室井祐月が明らかによっぱらってごちゃごちゃ 言っているのを見て、やっぱり酔っ払いというのは格好いいなあと 思ったものだが、読書会で岡君がさようならギャングたちは離婚経 験をもとに書かれていてそれで読めるので、これから先、高橋源一 郎に期待できるのはもう一回結婚に失敗してそれを書くことだとか 言っていたが、岡君も花泉も結婚したいとかそういう辛気くさいこ とを最近言っているので全くろくでもないものだという気がする。
与野の駅前のスパゲッティ屋さんで晩飯を食べていたら加藤君から 電話がかかってきて松よ志で飲まないかというので行く。境君も来 て適当に酔っ払い、話題は小西君の怪我についてなどで、小西君が 怪我の治療をするのにお金がいるのでスノーボードを売りたがって いるが、境君がそんな事故車なんて買えるかとか言っていて面白かっ た。
XEmacs 21.2.27 is released.
XIM と auto-fill について xemacs-users-ja にメールを出してみ る。こういうメーリングリストにメールを出すなんてことはめった にないのでちょっと緊張する。
今日一日のことを綴ってみたが、こんなものだろうか。いずれにし ても三日坊主というくらいだから問題は四日目だな。
阿部和重と東浩紀の対談は結局メディアみたいなものを相手にする のは面白いということのような気がする。確かにそういうのは面白 いのには違いなくても、それよりももっと面白いものが世の中にあっ てというようなことを考えさせられるようなものでは少なくともあ るのかも知れない。
今日は一日中 C++ のお勉強で、これは迫り来る眠気との過酷なる 戦いであり、もちろん連戦連敗。
クラスの使い方などを習う。教科書には載ってないけど、コンスト ラクタの引数の初期値を設定するというのをよく使うので覚えてお くとよいでしょう、などと先生役の人がおっしゃっていた。教科書 に載っていないというのが、なんか十年ぶりくらいに聞く響きで感 動した。
芝田君が仕事が忙しいのに無理やり参加させられているらしく、こ んなことしてる場合じゃないよ、早く仕事がしたいよ、とか言って いた。五時くらいに終わって、仕事が忙しくない僕はとっとと家に 帰る。
メーリングリストに出したメールには特に反応がなかったので、 FSF Emacs のソースから該当部分を XEmacs のソースに切り張りし てみる。もちろん動くようにはならない。しくしく。
泣いていてもしょうがないので、ちょっとがんばってどうにかこう にか動くようになった。しかしもうちょっとまとめないと普通には 使えない。しくしく。
社内教育の C++ 基礎編は今日で最終日で、クラスの継承、仮想関 数などを習う。最後にテストをやったのだが、この前にやったJava のやつはテストなんてものを受けるのが余りにも久しぶりなので胃 が痛くなったが、今回は穴埋めの選択問題だったためもあるのか、 拒絶反応は起きなかった。とりあえずテスト慣れしたということで、 今度は資格手当狙いで情報処理試験でも受けようかとも思うが、あ の試験は休みの日にやるので、申し込んでも二日酔いだったりして 行けないことが続いて受験料は無駄払いだし、会社から申し込んで いるから、上司の人から試験はどうだったとか聞かれてどう答えた らいいのか解らなくて困るし、かなり申し込みをするのにリスクが 伴う。
とりあえず動くようになった。これでさくさく XIM で入力できる。
XEmacs のソースを最初に見たときはマクロであふれかえっていて、 何がなんやら解らなかったが、要するに困ったらそれっぽい名前の マクロを引っ付けちゃえば何となく動くようにはなるのかなと思っ た。でも、昨日、今日と見ていた所は FSF Emacs だとマクロになっ ているところが XEmacs だと Lisp からも触れるようになっていた ので、そこだけを見たら XEmacs の方が素人にもいじりやすいとい う見方も出来るので、これからも XEmacs を使っていこう。あと会 社では Windows なので Meadow を使っているが、Windows の XEmacs で Mule がちゃんと動くようになれば会社でも使えるのに と思う。
そういえば字で書くのは初めてだが、コーリョーさんと片仮名で表 記することにしたところのそのコーリョーさんからメールが届き、 前に送ってくれた小説をこの前に読書会の時にもう一回読みたいと 言っておいたのを送ってくれた。読み直して、それにつけても素晴 らしい出来栄えだと思うので、これからはことあるごとに読み返し たいものだと思う。
怪我をした小西君のお見舞いということで境君の車で加藤君ととも に小山へ行く。落合君と勘田君も来て、アクセルというところでビ リヤードをやるが、小西君は手玉が遠い所にあって腰を伸ばさなけ ればいけなくなる度に呻き声を上げていた。
竹本君と落合君の彼女の名前は聞かなかったがみんなにコロちゃん と呼ばれている人を加え、居酒屋に行く。竹本君は終始下ネタしか 喋らなくて、駅に迎えに行って車に乗った時から、いきなり、平塚 のピンサロで花びら三回転とかいう話をはじめ、居酒屋でもびらび らがどうしたとかそんなことばかり言っていた。
居酒屋にいる時に小林から携帯電話のショートメールが送られてく る。前の日曜日に花泉にこれのやり方を教えてもらっていて、一応 返事は送れたが、このユーザー・インターフェースは間違いなく腐っ ていると思うので、こういうものが若者の情報交換の道具としても てはやされているというのは全くもっていただけない限りではあり ますまいか、などと思う。
さらにカラオケ屋に行き、その後は落合君の家に行き、いい時間に なった頃に、境君の車で帰る。出掛けにウィスキーを一気飲みした おかげで、車の中で若干吐きそうになりながらも帰りつき、竹本君 を泊める。
二日酔い。職場では主に居眠り。
中上紀の朗読会 を見た後に飲み会をするというので、飲み会だけ参加する。場所は 青山ブックセンター近くのベトナム料理屋。通りの名前はマリ・ク レール通り。
しじさん改め赤さんがパリに行って来た話や、をるがさんも劇団で オーストラリアに行ってきた話を聞くにつけ、旅行にでも行きたい ものだと思い、そういう話をすると新潟からウラジオストックとか に行ったりすればお気軽じゃないかとか言われる。
室井祐月情報を聞いたところ、高橋源一郎とは結婚しているかどう かは知らないが一緒に住んでいることは確かで、an-an の連載で、 「ダーリン」として登場しているらしい。
酔っ払った後にラーメンでしめるという話はよく聞くものだが、大 抵は泥酔してそのような余力が残っていないことが多いので、未だ 経験のない分野であったが、帰り際に池袋の無敵なんちゃらという ラーメン屋に岡と中野さんと行く。うまかった。
会社で仕事の合間に XEmacs をコンパイルしてみようと思い立ち、 最初は Cygwin でやってみたが、configure が動かなかったので VC でコンパイルしてみる。コンパイルは通って、起動もちゃんと するし、ファイルを読み込んで文字コードの自動判定もやっている ようだが、どうやって日本語を表示すればいいのかが不明で、ちょっ とだけ調べてみたもののよく解らなくて、Mule はサポートしてい ないと書いてあるからまあ、こんなものだろうということで、退社 時間になったので帰る。前に試した時は Mule 付きだとコンパイル も出来なかったのでそれに比べたらかなりよくなっていると思われ る。
帰りの電車のなかでやけに空いている一角があって、席も空いてい るのでそこに座ろうと思って近づいていったら、そのあたりの床に ゲロがぶちまけられていた。ここ最近、一ヶ月に一回くらいこうい うのを目撃するし、目の前で吐かれて結構な被害を受けたこともあ るので、とりあえずエチケット袋を電車に配備するというのを JR には提案しておきたい。
XEmacs/Mule on Windows の中身を見てみる。これは objects-msw.c であるが、
#ifdef MULE static int mswindows_font_spec_matches_charset (struct device *d, Lisp_Object charset, CONST Bufbyte *nonreloc, Lisp_Object reloc, Bytecount offset, Bytecount length) { /* #### Implement me */ if (UNBOUNDP (charset)) return 1; return 1; } /* find a font spec that matches font spec FONT and also matches (the registry of) CHARSET. */ static Lisp_Object mswindows_find_charset_font (Lisp_Object device, Lisp_Object font, Lisp_Object charset) { /* #### Implement me */ return build_string ("Courier New:Regular:10"); } #endif /* MULE */
Implement me らしい。誰かやらないかな。
電車の中などでぼちぼち読んでいた、アーレントの「人間の条件」 の最後の章を読む。こんな感じ。
近代精神に満ちた思想家たちが、どれほどはっきりと、またどれほ ど意識的に、伝統を攻撃したにせよ、生命は一切のものに優越する という観念は、すでに彼らにとって「自明の真理」の地位にあった。 その様なものとしてこの観念は、私たち現代の世界にも生き続けて いる。現代世界そのものはすでに近代全体を抜け出し、労働社会を 賃仕事人の社会に変え始めているというのに。
要するに自殺も出来ないようなやつが偉そうなことを言うなと。
生計の維持を目的とした労働により際限のない生産が行われ、その 生産物は即座に消費され捨てられていくという近代から続く社会が あって、アーレントがこの本の中で愛着をもって語っている言論と いう活動さえも今では流通して消費されるものとして、日々目の前 を通り過ぎていくという見方も出来るが、あるいはその流通する言 論の場に公的領域を見いだすことも出来るかもしれない。
NT Emacs といっても要するに FSF の Emacs を Windows でコンパ イルしたもので、つまりソースは統合されているのでその中を覗い てみると、GetConsoleCP() とか GetThreadLocale() とか Windows の国際化関数を使っているようである。使っているようではあるが 何に使っているのかは解らない。
後は XEmacs の方のフォントの扱いとか、多言語表示のやりかたを X のと MS Windows の方を見比べながら調べる。ノートパソコンに VC を入れたので、VC のデバッガの上で XEmacs を起動して適当に 中を追っかけたりしていたが、デバッグを終了させると、エクスプ ローラを巻き込んで VC が落ちてしまう。これは何とかならんのか ね。
というのを岡と花泉がやるとかいっている。僕も入れて欲しい。デ ビュー曲は "ラブ・マシーン・アルゴリズム" というのはどうだろ う。
いや、いいね、モーニング娘。それはいいのだが、相変わらず XEmacs を見ているがどこから手をつければいいのか全く解らない。 これは俺には無理かな。まあ、すぐに動くように出来る訳はないの で、暇な時に色々やってみよう。
近所のすかいらーくにノートパソコン持参で出掛けてハンバーグを 食べた後におもむろにパソコンを広げて XEmacs のソースを見て過 ごす。コメントに Implement me と書いてあった関数は何をするも のなのか一通り解ったので、それっぽい処理を入れてみる。関係な いが画面の端まで字が行くと落ちることに気がついた。 redisplay-msw.c のmswindows_output_cursor() のような気がした ので、その中の、
font = FACE_CACHEL_FONT (cachel, Vcharset_ascii);
という所を
font = FACE_CACHEL_FONT (cachel, CHAR_CHARSET (ch));
とかしてみたが何も変わらないし、そもそもこの関数が呼ばれる前 に落ちているような気もする。
とかいうことをやっていたらバッテリーが切れたので帰ろうとして 目を上げると前方の席でもパソコンを広げてなんかやっているおっ さんがいた。
家に帰って色々やってて、再びパソコン出して XEmacs をいじって いるうちに酒が飲みたくなったのでワインを一本飲んだら訳が解ら なくなってきたので就寝する。
どっかに晩御飯でも食べに行こうかと思っていたら加藤君が来たの で、大吉に行く。ここに行くのは初めてだが、結構気に入った。松 よ志よりもいいような気がするが、加藤君はそうでもないといって いた。一通り飲んだ後にコンビニでスパークリング・ワインを買っ て家で飲んでいるうちに訳が解らなくなってたぶんそのまま寝たの だろう。
免許の更新に行かないといけなかったのでついでに会社を休む。講 習のビデオに愛川欽也が出ていた。
境君 ネタの GIF 特許の話だが、誰が悪いかといったらアルゴリズムに 特許を与えてる特許局が悪いんじゃないのかね。あと Unisys はホー ムページとかで GIF 画像を使っているやつからもパテントを取る とか言っているので、そういう面でも GIF っていうのがだんだん 廃れていって PNG が取って代わるということになると思うが、そ れまでの間 GIF をどうやって扱うかということが問題になって、 その IE のコンポーネントを使っているソフトが軒並みだめだって いう話は、まあマイクロソフトが LZW 圧縮を使わないヴァージョ ンを出してくれることを期待するしかないような気がするが、フリー ソフト界隈では libungif という圧縮機能を外したライブラリがあるので、とりあえずこれを 使うということになっているみたい。Mozilla がどうなっているか はよく知らないので、今度調べてみよう。