XEmacs/UTF-2000 で 文字鏡 フォントを試してみる。
これは変体仮名でしょうか。この字を使ってメールなどをしたため るということなどあればおつなものという気はするが、もちろんメー ルでは使えないよな。
職場の近所に牛たんの店があってそこにはよく行くが、今日はそこ でビールを五、六杯ほど頂く。
objects-msw.c の周りは一通り解った気がして、フォントの設定は 出来るようになったので、半角仮名なら表示できるようになった。 その下で文字が化けているのは全角の仮名がそこにあるから。
次は redisplay-msw.c の周辺を探って、全角の字を出せるように しないといけない訳だが、一文字の横幅を調節出来るようになった としても、フォントにあわせて文字コードを変換する必要があると 思われるので、大変そう。日本語だったら単純に Shift JISに変換 してしまえばいいのかも知れないが、変換する方法もよく解らない。 それと Windows の関数がフォントのフェイス名を日本語で返して 来るのだが、そのせいでフォント一覧を取得するところでエラーチェッ クに引っかかってしまって、エラーチェック付きでコンパイルした やつを使えないので困ってしまう。
という感じで二日連続 XEmacs のスクリーン・ショットを載せてみ た。みんなも XEmacs を使って遊ぼう。ていうか誰か Windows で 動くようにしてくれ。
家に帰ってくる途中で道端の家の二階から鬼は外という掛け声とと もに豆が降ってきた。
岡と電話で話す。作品とか製品というような言葉で現せるような評 価に耐える形をなすものを作ろうとしているのにうまくいかなくて、 水曜会ページにはそういうものを作ろうとした残骸が無残に散らばっ ているというような話になった。ただ、職人気質とか職業意識、あ るいはプロ根性というようなものは我々が嫌って止まないものであっ て、製作物の完成に必要なそれらの気質を発揮することを拒否して いるという面もあるので、単純にやる気の不足とか、先祖代々の怠 け癖という問題に帰着するものでもなくて、一つには年を経るに連 れて情熱を傾けるものが分散するということもあるし、そうすると その情熱を十分に周囲に浸透させることが難しくなる。しかし、そ れは情熱の減退と殆ど同じことであって、黙って夢中になるような ことがなければそのうち筋肉も固まる。
最近思っていることで世の中には文章がうまい人が多くて、そのう まい文章というのは山っ気があってある程度は品がなくて、読むと 何か頭で考える前にその文章の内容について一言言いたくなるよう なもので、そういうのが文章の魅力をなしているものがうまい文章 だと思う。こう書くと全く駄目なもののような感じもするが、普通 にそういうのがどういう言われ方をするかというと、例えば難しい ことを解りやすく書いてあるとか言われる。要するに読む方にあま り頭を働かさなくてもいいように噛み砕いて書いてあるということ で、そういうのを読むと固まった筋肉がほぐれる。何か書いたり、 喋ったりしようとすると、どういう訳か絶えず言葉に詰まり、どの 単語を発すればいいのかが常に解らないという状態に置かれること が多いので、そういううまい文章というのを見ると自分とは無縁の ものという気がするのと同時に、そういうやり方ではなくて書いた り喋ったりするということもあるはずだと思う。
Windows でフォントを使う時に関数が日本語のフェイス名を要求し たり返したりするということについては、これは XEmacs で Windows のデバイスの場合、初期化する時にフォント一覧を Lisp のリストに格納しているので、その時にその日本語の文字列のせい でエラーチェックに引っかかってしまうという問題があるというこ とを昨日書いたが、これは文字列を Lisp の文字に変換する関数を build_string から build_ext_string に変えれば済んだ。ext と いうのは多分文字の外部表現ということで、external の略だと思 うが、Windows の関数が返してくるのは Shift JIS なので、これ は Emacs にとっては外部表現になるという仕組みだろう。ついで に Meadow/NT Emacs の w32-system-coding-system という変数を 真似して mswindows-system-coding-system というのを作って、 (set-face-font 'default "MS ゴシック::10::Shift JIS") とか 出来るようにした。
MS ゴシックとかを選択するときにアルファベットで出来ないもの かと調べていて、SetThreadLocale とかいう関数があることは解っ たが、これで果たして出来るのか解らないし、NT でしか動かない とも解説に書いてあったのであきらめた。
Windows 関係の変数や関数の名前が FSF Emacs だと w32 で始まっ て、XEmacs だと mswindows で始まるのは FAQ によると、
4.1. In his flavor of Emacs 20, Richard Stallman has renamed all the win32-* symbols to w32-*. Will XEmacs do the same? We consider such a move counter-productive, thus we will not use the `w32' prefix. However, we do recognize that Win32 name is little more than a marketing buzzword (will it be Win64 in the next release?), so we decided not to use it. Using `windows-' would be wrong because the term is too generic, which is why we settled on a compromise `mswindows' term.
ということらしい。Win64 ってファミコンみたいで笑える。ストー ルマンが Win32 という言い方はおかしいと主張しているという話 を聞いたことがあるが、それと w32 というのは何が違うんだ。そ もそも Win 32 という呼び方には何の問題があるんだろう。
誕生日で、携帯電話のショートメールで誕生日おめでとうというの が小林と花泉と奈良さんから届いたので、嫌いだったショートメー ルが少しだけ好きになったような気がしなくもない。
redisplay-msw.c の中で、Emchar 型をただの char 型として扱っ ている部分があるので、そこをちゃんと処理するようにして、それ から Shift JIS というのは jisx0201 と jisx0208 という二つの 横幅の違う文字が入っているので、勝手にプロポーショナル・フォ ントだということにして、後は出力する前に Shift JIS にエンコー ドするというこてこてのことをやってどうにか日本語が出るように なった。フレームの端まで文字が行くとクラッシュするのを直せば 常用出来なくもない状態になるのではないだろうか。
上野のビヤホールで加藤君と境君と飲む。XEmacs をいじっている のが楽しくてしょうがないという熱弁を二人に向かってふるってい たら、小西君から電話がかかってきて誕生日おめでとうと言われる。 さすがきめの細かい男。だてに背骨を骨折している訳ではないな。
objects-msw.c のいじった所を整理して、いらない部分を削る。
夜中に加藤君が来て、うちにあったウィスキーを一通り飲んだ後に コンビニに行って日本酒とおでんを買い、日本酒は燗をして飲む。 飲んでいるうちに意識がなくなった。
朗読会の打ち合わせを新宿でやる。細かなことが決まっていくに従っ て、自分がやる分がまだ殆ど出来ていないことが不安になる。
集まればいつでも飲み会。花泉のお勧めの中華料理屋でビールをた らふくいただき、をるがさんに椎名林檎の話などを聞く。そのあと 焼き鳥屋にいって日本酒を飲み、かなりいい頃合いになってくると、 中野さんの愚痴なんだか惚気なんだかよく解らない話を聞くという 最近よく目にする光景が見られた。
フレームの端まで文字が行くとクラッシュするのの犯人は msw-glyphs.el のこれだった。
(set-face-font 'border-glyph "WingDings:Regular:11::Symbol" 'global 'mswindows) (set-glyph-image continuation-glyph "\xC3" 'global 'mswindows) (set-glyph-image truncation-glyph "\xF0" 'global 'mswindows) (set-glyph-image hscroll-glyph "\xEF" 'global 'mswindows)
SYMBOL フォントの文字コードを直書きしているので、これを表示 しようとした時にこの文字の文字集合が解らなくなるのがいけない みたい。同じことを Mule でやるには SYMBOL フォントの文字集合 を登録しなければならないが、やりかたがよく解らないのでてきと うな文字を代わりに登録しておく。
会社で帰り際に日本語以外のマルチバイト文字を表示するやり方が 解ったので、モスバーガーに行って一通りエビかつバーガーなどを 食べた後におもむろにパソコンを出してかちゃかちゃやってみる。 Shift JIS と BIG 5 はそれぞれエンコードをする必要があるが、 ハングルと GB は 0x80 ぶんだけ、要するに ASCII の文字がある 分だけずらせばフォントのエンコードと同じになる模様で、表示で きるのだが、BIG 5 はエンコードする処理を入れてもちゃんと表示 できないので悩んでいたら、ccl を使ってエンコードするようになっ ていた。とりあえずこれを無視するようにして普通に表示できるよ うにしたが、Shift JIS も、BIG 5 も ccl を使う方が正しいやり 方のような気がする。
BIG 5 というのは中国語の繁体字というやつで、台湾や香港で使わ れているらしく、日本で言うところの正字とか旧字とか言われてい る漢字が表示される。GB は中国本土で使われている簡体字という やつで、恐らくマオの威光の元に簡略化された漢字である訳だが、 例えば日本で新字体が作られなかったり、中国で共産党が簡体字を 作らなかったりしたら Unicode の統合漢字とかももっと楽になっ たのではないだろうか。ハングルの文字集合に入っている漢字は旧 字体だね。そういえば日本語を一通り旧字旧仮名に変換する丸谷く んとかいうソフトがあったような気がする。あと適当にカットアッ プをしてくれるバロウズくんとかもあるね。
家に帰ったらテレビは写らないし、インターネットは繋がらないし で、誰かケーブルテレビの線でも切ったのかと思っていたら加藤君 が来たのでうちにあったウィスキーを飲む。かなり酔っ払ってきて、 加藤君が会社には実質仕事をしていない人がいっぱいいてそういう 人の分だけ自分の収入が減るという話をするので、仕事をしようが しまいが会社にいれば法律で決められた最低賃金は少なくとも保証 されてそんなにひどい目には遭わなくて済むということによって世 の中が一般に平穏になるのならばそういう自分が損をしているよう な気がする部分というのは取るに足らないことではないだろうかと いう話をする。というより労働なんてしなくても気兼ねなく生きて いける世の中の方がいいにきまっている。
両腕に湿疹が出来て痒いので医者にかかりに池袋にいったのでつい でにこの前行ったラーメン屋に行った。最近はめっきりラーメン好 きであったりする。ていうか湿疹はそのせいか?
いじっているコードを CVS の最新版にする。多分改行コードの関 係でうまくいかなかったので、Windows から CVS を使ってコード を落としてきて、自分の変更部分を手で入れ替える。次からは普通 に CVS を使って出来ると思う。
表示については何とか出来るようになったようなので、次はディレ クトリアクセスの部分を何とかするようにしよう。dired-msw.c と いうのがあって、ここに処理が来ると全然駄目なので Mule 化しな くてはいけない。
起きれなかったので、午前中は休んで午後から会社に行く。
戸田さんと会社の近所の焼き肉屋に行ったが、食べ過ぎて余りにも お腹がふくれたので気持ち悪くなる。二人なのに、たん塩三人前と かいきなり頼んだのがよくなかったと思うが、焼き肉だけでもう十 分に満腹であるにも関わらず、クッパなど頼んだのが決定的であっ た。
前に小山でアイススケートをやって楽しかったので、また行こうと 思っていたところ、コーリョーさんもスケートに行きたいという話 なので中野さんを交えて三人で、他に適当な場所が思いつかなかっ たので西武遊園地へ行ってスケートをやった。昼過ぎに付いてご飯 を食べている時にビールを飲んで、リンクの掃除の時にもビールを 飲んでいたりしたので、最後の方はかなり酔っ払ってきて、疲れて きたのもあって慎重さを失い、何回か転んで痛かった。
スケート場は夏場の市民プールみたいに子供がうじゃうじゃいて、 その間を正体不明のおっさんがもの凄い勢いで滑っていくという光 景が見られた。
夜は池袋の東武デパートの焼き鳥屋に移動して飲む。店のおっさん が日本酒好きらしく、おすすめは何ですかとと聞くと、正雪という のを出して来て、これはマイナーだけど素晴らしいです、私なんか 毎日飲んでいますとか言っていた。
コーリョーさんは帰ってしまったので、中野さんとカラオケに行く。 小林から電話がかかってきて、よく事情は解らないが小林は中野さ んが嫌いらしいので、大変なおかんむりでちょっと困った。
電車がなくなるので帰ろうとしたら与野で飲もうという話になって、 終電で与野に向かう。途中の電車の中では床に座り込んですっかり 酔っ払いも板についた感じだが、中野さんがカラオケ屋に電話を忘 れてきたらしくてひと騒動おきる。寮の人も呼んで一緒に飲もうと 思い、加藤君と境君に電話をするが、加藤君は電話にでないし、境 君は明日仕事だから勘弁してくれとか言っていて、せっかく面白い ものが見れるのにと思って残念に思う。家に着いてしばらくしたら 眠くなってしまったのでとっとと眠る。寝ている間に中野さんはト イレでゲロを吐いていたらしい。
筋肉痛、および宿酔により全く何もやる気が起きず、寝て過ごす。
夜は加藤君と大吉に行き、途中で境君と小西君も加わる。大吉はこ の前行って、雰囲気が気に入ったので個人的には松よ志に代わって 行きつけの焼き鳥屋の役割を期待している。
家に帰るとなぜかみんなでインターネットをやっている。 キヤノンの覗き見カメラ はかなり面白いな。
朝起きたら小西君が隣でエロサイトを見ていた。朝から何を見てい るんだよとか言ったら、インターネットってこういうの以外に使い 道ないとか言われ、非常に説得力がある。
加藤君を呼んで、小西君の車で昼飯を食べに行く。ラーメンを食べ ようということで、一通りさまよった後、喜多方ラーメンとかいう 看板のあるところへ行く。麺は柔らかいし、スープはぬるいしで、 特に見るべきところはない。小西君はラーメン大盛りとご飯を注文 していて、相変わらずの大食いぶりを発揮する。
何となく時代は IMAP のような気がしてきたので、ここ数日 IMAP サーバーの設定をしていたが、ワシントン大学のやつはいまいち使 いにくそうだったので、Cyrus の方にしたものの設定にてこずり、 結局独自の認証ライブラリの sasl を使わないふるいヴァージョン のものを使うことにしてとりあえず動かす。サーバー側で届いたメー ルを振り分けて適当なフォルダに直接入れるようにしたかったが、 どうやってやればいいのか解らないので、とりあえず Gnus の nnimap の振り分け機能を使ってすごすことにした。
ずっと放っておいてやばいと思っていた仕事が一個あったので、そ れをやる。fork して exec するというのは Windows では CreateProcess という関数を使ってやる。スレッドを作ってから exec するという感じの関数みたい。
晩飯は会社の近所の弁慶というラーメン屋で、今一番好きなラーメ ンはここのラーメンだな。
PAM を使ってホストに登録されているパスワードで認証するには、 /etc/shadow を cyrus のユーザーが読めるようにする必要がある ようなので、そういうやりかたでいいものなのかどうか解らないが、 root グループに cyrus を入れて、/etc/shadow をグループ・リー ダブルにした。これで新しいヴァージョンの imapd が使える。
それで sieve というのを使ってメールの振り分けが出来るはずな のだが、いかんせんドキュメントが少なすぎて設定の仕方が解らず 挫折した。また今度やろう。
昼くらいにメールを読もうと思って自宅のパソコンにつなげてみる が、つながらない。どうやら落ちている模様。正月にも知らない間 に落ちていたし、ちょっと稼働率が悪すぎないか。原因もよく解ら ないし、どういうことだまったく。
卒業式の時の体育館の演壇の後ろに日の丸が掲げてあるようにキー ス・へリングの絵がステージの後ろにかかっているライブハウスで あるところのペンギンでいつもライブをやっているジンタが解散す るというのでそのペンギンに見に行く。いつもとは比べ物にならな いくらい人が入っていて、熱気があり、それでいて和気あいあいと したなかでの最後のライブは大変愉快で楽しいものだった。
宮沢さんの彼女のながちゃんという人には前に一回会ったと思うが、 その時はあまり印象がなくて、それが今日見てすばらしくかわいい という印象を持ったが、宮沢さんにちょっと紹介してくれとか言っ たら、お前になんか紹介できるかバカ山とか言われた。そういえば 鹿島君という人のことをバカ島とか言っていた。本当に音楽におい ても日常生活においても反則技を使うことに躊躇がない人だという 気がする。
電車がなくなりそうで急いで帰ってきたので、岡君がオーストラリ アのお土産といってくれたかえるのぬいぐるみを店に置いてきてし まった。
どうやら金井さんは三月で湯島に戻るらしい。前に今年は人を減ら さないといけないから、池山も一緒に湯島に戻ろうとか言っていた くせに、そういう話がないということは僕は今年も出向が続くのだ ろうか。会社に入って三年間もずっと出向っていうのはどうなんだ ろう。まあ、そんなにいっぱい仕事をしなくてもいい職場だからま だましだが、出張と休日出勤がつらいんだよな。
今の CVS のやつは Windows で frame の初期化をしているときに 落ちるんだが、どういうことだ。そろそろ xemacs-nt メーリング・ リストに入ることにして、しばらく様子を伺ってみよう。
ccl で Shift JIS と BIG5 のエンコーダーを書こうと奮闘するも、 ccl が解らなすぎるために挫折する。Windows のフォントから取得 できる文字集合の情報は LOGFONT 構造体の lfCharSet というのが あるのと、それとは別にcodepage とかいうものがあって、今は lfCharSet と X のフォントの文字集合を変換してフォントを選ん でいるが、これを codepage を使うようにして、フォントのエンコー ダーも codepage に対応する必要があるように思われる。いや、そ ういう気がするだけで、細かいところは解らないが。ていうか codepage って何? どっかにコード表とかあるのかね。
岡から電話がかかってきて、朗読会の原稿を書こうと思ったら小林 から電話がかかってきてそれに付き合っているうちに書く間がなく なってきたので、それでさぼってた言い訳が立とかいう話になる。
昼前に会場に着いて照明を天井から吊るしたり、掃除機をかけたり しているうちに昼になったのでコンビニで弁当とついでにビールを 買ってきて、さっそく飲み始める。田代さんが焼酎を持ってきてい たので、それも飲んだりしながら音響の設置とかをやっている間に かかる音楽にあわせて踊ったりしているうちにいい感じで酔っ払っ てきて、スタンドマイクを使って遊んでいたりしたら、後から来た 沼谷さんも同じことをやっていて、それさっき池山君もやってまし たよと言われた沼谷さんが、実は友達になれるかもとか言っていた ので、それは見た感じ友達になれそうにはないということですかと 言ったら、なんかいつも周りに照れ幕を張ってるんだもんとか言わ れる。
自分がやるのは自分で書いた小説の内容を説明しながら、読むとい うもので、やっているうちに段々会場の雰囲気が盛り下がって来た ので、皆さんここから先は面白くなるかも知れないと期待している かもしれませんが、最後までこの調子ですからと言ったら、直さん に誰も期待なんかしてないよとか言われた。
自分の番が終わったら後は他の人がやるのを見ながらがんがんビー ルを飲む。終わった後はそのまま会場で飯を食べながら皆が持って きた本とかを読むという企画があったのだが、誰も聞きゃしないの で適当にやり過ごすうちに時は過ぎ、会場を片付けて、駅前の中華 料理屋で少し喋って家路につく。どうでもいいがその中華料理屋の 餃子が普通では考えられないくらいに不味かった。
一昨年にやったときに比べて結構あっさりした感じだった。前は、 音楽にあわせて読むとかいうので、岡君のしきりで何回か練習した りして、そういうのがなかったせいもあるのかも知れない。
寮の人たちがスノーボードに行くというので朝の四時に起きて一緒 に行くはずだったが、電話が鳴ったりしたのは何となく記憶にある もののとても起きれるようには思えなかったのでそのまま寝ていた。
そのスノーボードに行った人達が帰ってきて、うちで鍋をやる。今 度はちゃんと起きて一緒に行こうと思ったので、何時行くのかと聞 いたら、再来週くらいはどうだということなので、恐らく行くでしょ う。スノーボードは年に一回ずつ行って三十歳になるまでにはマス ターするという計画を立てた。
今度は MS Visual C++ の使い方を習うというやつ。Developer Studio の使い方を延々説明しているのを聞いていたら洒落になら ないくらいに眠くなる。それで教科書の別のところとかを読んでい たら、先月習った C++ の知識がかなりなくなっているような気が してくる。やっぱりこういうのは使わないと忘れるものだろうが、 とりあえず C++ を使う用事がないのでさらに忘れていくことだろ う。
渡辺さんが飲みに行こうと言うので、冨山さんを交えてホッペルポッ ペルでビールを飲む。二人は会社で誰が嫌いだとかそういう話をし ていて、普段はそういう人間関係の話は職場では余りないので、や はり本社部門独自のものだろうかと思ったり、あるいは個人的な性 格の問題だろうかと思ったりした。しかし生理的に受け付けないと かいうようなことはそんなにしょっちゅう発生するものなのかね。
帰り際に富山さんと竹田さんの噂話をする。境君の提供の竹田さん に彼氏が出来た疑惑については、富山さんが同期会の時に他の人に そういう話を聞かれて何となくいるんじゃないのとか言ったのがネ タもとではないかという話をしていた。しかし、すばらしきはこの 与野寮における永遠の修学旅行ノリであることよ。お前クラスで誰 が好きなのとかいうような話を会社に入ってまで出来るとは思わな かった。
AppWizard というので色々なことをするのを習う。話の途中で StretchBlt という関数がちらった出てきて、そういえば XEmacs では画像をもと大きさとは違う任意の大きさで表示することは出来 るのだろうかということを考えた。
研修は五時過ぎには終わるので丸ノ内線で池袋に行って順久堂で本 を買って、いつもは行列が出来ていて入る気がしない上海ヌードル とかいうラーメン屋に入る。醤油ととんこつと味噌とそれぞれあっ たがとりあえず醤油ラーメンを食べる。結構うまかったので、とん こつと味噌も食べてみたいが、いかんせんここはいつも混んでいる ので何時になるか解らない。そういえば昨日冨山さんが会社から御 徒町に行く途中にうまいラーメン屋があるという話をしていたので、 今度探して行ってみよう。あと、庄屋にラーメンがあってうまいと 言っていたが本当かね。
引き続き AppWizard を使ってスケルトンを作っていろいろやると いうのを習う。
去年の終わりに突然フランス料理のレストランに行きたくなったの で職場の人を誘って行ったというのがあって、その時と同じ面子で もう一回行ってみた。今回行ったのは溜池のアークヒルズにある Le Concert という所で、越川さんは年が変わるときに職場が変わっ て久しぶりに会ったが、まあ特に変わったこともなかった。新しい 職場は日々大量の書類が作られ、それにあちこちの人の判子が必要 になるような所らしい。
メニューを渡されて見ていると、給仕の人が本日のスープは何とか でして、本日の魚料理は何とかでして、とかいう感じでメニューに ない料理の説明をしてくれるのだが、この時に聞いた料理の内容が 覚えられなくて後で皆で、今日のスープって何って言ってたっけと かいう会話になりながらも、コースの中身を決めて注文する。
ワインを頼もうと思ってワインのメニューを見せてもらったら振り 仮名が振ってないので一瞬焦ったが、別に片仮名で書いてあっても 解らないものは解らないので、何かさっぱりした白ワインでもお願 いします言って、何とか village とかいうのを頼む、多分その何 とかいう村で取れるワインだと思うのだが、その何とかを忘れてし まったのでどうにもならない。今度からはメモでも取ろうかと思う。 後でレシートに書いてないかと思ったが、ただ単に Bourgogne blanc とだけ書いてあるので銘柄は解らない。
料理はオマール海老がゼリー状のものの中に入ったやつと、何とか 豆のスープと、仔牛の骨付き肉などを食べる。植木さんが食べてい た北京ダックを少し分けてもらって食べたのが非常に美味しかった。 何か全般的に植木さんが食べてたものが美味しそうに見えた。
非常に満腹になり、帰ってきて寝るときもまだ満腹だった。
田口さんが WOWWOW でやるグラミー賞の中継が見たいというので夜 うちにやって来る。現地レポーターの小牧ゆかの隣に音楽評論家と かいう変な爺さんがいて、その人は先生とか呼ばれていたがいった いどこから連れてきた人なのか解らず正体不明だった。
正味三時間の中継を田口さんとつっこみを入れながらずっと見てい たが、まあ面白かったのは確かだが、田口さんが何でわざわざこん なものが見たいのか謎だった。
とりぜず、最後にサンタナとヴォーカルの人が口でキスをしていた が、あれは出来ているのかとか、TLC が日本で言えば SPEED でエ ルトン・ジョンは美川憲一とかだろうかということを考えた。グラ ミー賞とは関係ないが Younger Younger 28's はイギリスのモーニ ング娘。という感じなのだろうか。
明け方に今までに作ったパッチを xemacs-beta-ja に送ってみる。 何か教えてもらえないかなと思って解決出来ていない問題について も一緒に書いて説明してみた。
夜に加藤君と大吉に飲みに行く。店はひどく込んでいてやはり我々 が見込んだだけのことはあると思うが、この近所の店の少なさでは まともな店があればある程度は盛況になるのは当たり前のような気 がする。
加藤君は最近寂しくて、とか言いながら何か落ち込んでいた。何か あったら相談にのるよとか思ったが、具体的に何か原因があるので はなさそうなので、そのまま放っておいた。
文字を画像として登録して使うという機能があって、Windows では それを使って行の折り返しの記号を出しているのが Mule だとそこ のところでクラッシュするという問題があって、どうしたものかと 思って調べていたら、X の方でやっても同じようにクラッシュして、 ようするにこの機能がそもそも Mule では動かないということのよ うなので、調べてみるが原因がどこなのかというか、どういう仕組 みになっているのかも解らず時間が過ぎる。
xemacs-beta-ja の方には特に反応がなかったので、少し書き換え たパッチを xemacs-nt に送ってみる。内容を説明するための三十 行くらいの文を英語で書くのに一時間以上かかって、しかもかなり いい加減なのでちゃんと読めるものなのかどうか非常に不安ではあ る。
そろそろファイル名の周りを何とかしようと思って調べてみると、 標準のファイルアクセス関数を包んで文字コードの処理をしてくれ る仕組みが XEmacs にはあることを発見し、これを使うように変え て、他に Windows 版で独自にファイルアクセスの機能を用意して いる部分に手を入れて、それで日本語ファイル名に出会っても即死 することはなくなったが、2バイト目が ASCII コードの '\' とか ぶる文字があるという Shift JIS ではお馴染みの問題があるので、 その処理をあちこちに追加する必要がある。
加藤君と庄屋に言って熱燗をいただく。今年のフジロックには誰が 出て欲しいかという話題で、僕はやっぱりモーニング娘。が見たい ものだと力説する。
うちに帰ってきて xemacs-nt の方に返事があったので、それを読 んで、いろいろ試しているうちに強烈に頭が痛くなってくる。とっ とと寝ようと思って床に就くも余りにも頭が痛くて明け方まで眠れ なかった。
会社でちょっと失敗をしてしまって、残業するはめになる。それに 加えて、昼過ぎから奥歯の親不知のあたりの歯茎が腫れてきてはん ぱじゃなく痛い。ちゃんと噛めないので飯もまともに食べられなく て、それでもし食べる楽しみがなくなったらどうなるんだろうとい う不安になる。普段の生活のなかで楽しみにしていることなど、寝 ることと食べること位しかないのに、昨日からその楽しみが享受で きずに何だかこのまま死んでしまいたくなる。
xemacs-nt に何通か返事が来たのでそれに答える。それを書いてい るうちに時間が過ぎて、他に何も出来なくなってしまい、しかしこ れ以上いい加減に英語を書くと誰にも理解でなくなるような気もす るし、慣れれば何とかなるのかもしれないが、慣れる前にねをあげ る可能性もなきにしもあらずではある。