本格的に冬なので暖房をしようと思ってエアコンのスイッチを入れ ようと思ったが壊れているらしく、うんともすんともいいやしなく てここ数日部屋の中で寒さに震えておりますが、お母さん、お元気 ですか。
camera works というバンドのイベントを見に渋谷に行く。焼き鳥屋で飲んだくれ ているうちに時間になったので目的地に向かうが、途中のクラブエ イジアに出来てる大行列の見物をしたり、デパートメントHという のをやっているところで並んでいる人たちが突拍子もない服装をし ているのを眺めたりしていたらなかなかたどり着かずに、肝心の camera works のライブは二曲しか聞けなかったが、でっかいギター を持ったちっちゃい人が歌っていてとても可愛かった。
それでしばらくはビールを飲んで喋ったりしていて明け方になり、 催しものもそろそろ終わりだというのでステージを見に行ったら、 RIDE の chelsea girl をやっていて余りの懐かしさに目頭が熱く なり、animal house のしょぼくれぶりがそういう種類の音楽が実 にならなかったを示しているように見える昨今、渋谷の片隅で細々 とこのようなイベントを行っている人たちのなかに控えめなボリュー ムで受け継がれている歪んだギターの音が印象に残った。
XEmacs を Cygwin でコンパイルしようと、configure.in をいじっ て IME 関連のコードも入るようにしてみたところ、どうも Cygwin のその周りのヘッダの定義がうまく出来てなくてコンパイル出来ず、 とりあえずその Cygwin 付属のヘッダを適当に修正してコンパイル してみる。それでテストしてみたところフォントのない Charaset の文字を表示しようとしたときに crash するみたいなので、gdb で追いかけようと思ったが、xemacs.exe を gdb に読み込ませると エラーになってしまってうまくいかなくて、unexcw.c を眺めてみ るが解決できず、しょうがないので portable dumper でコンパイ ルしてみたら、crash が再現せず、ここで手詰まりになってしまう。
修理の人に来てもらってなおしてもらう。どうにか暖まれるように なった。
Mebius に Windows 2000 を入れて満足していたのだが、ここ数日 本格的に使っていたらどうにも処理が遅いのが不満に思えてきたの で改めて新しいパソコンを買う気になってきて、秋葉原に行ってみ たろころ、お目当ての ThinkPad X20 は店によって結構値段が違っ ているのでいったい幾ら位で買えるのか調べてみる必要が出てきた。
インターネットの価格情報によると総額で二十三万円というのがあっ て、それで一時間ほど悩み、煙草を吸って心を落ち着けた後に申し 込みをする。
代金引換で届くので帰りがけにキャッシュディスペンサーでお金を 下ろしたので膨れ上がっている財布を握り締めて家に帰る。勢い勇 んで帰宅して待つことしばし、クロネコヤマトの宅急便がやってき て二十三万円と引き換えにパソコンを置いていく。取るものもとり あえず梱包を解いて本体を取り出して起動し、一通りの動作を確認 すると早速 Windows 2000 のインストールを開始したものの、どう がんばっても CD-ROM からはブートしなくてしょうがないのでフロッ ピーを作ってそこから起動する。しかしハードディスクのフォーマッ トが終わった後にインストーラーが落ちてしまって一瞬あせるがも う一回やり直したらなんとかなった。あとは付属の CD-ROM からド ライバを入れて完成。そのドライバを入れえるのと一緒に ThinkPad の説明書がわりのソフトを入れたのだが、それを起動す ると、
あなたは最高のコンピュータを手に入れました...
もうこれで、最高のソフトウェアを簡単に追加できます。 方法は簡単です。IBM の Software Selections CD には、あなたを やる気にさせ、常に駆り立て、そして競争相手よりも有利な立場に なるのに役立つソフトウェア・アプリケーションがたくさん入って います。
とかいうメッセージが出てきて、非常に背筋の寒い思いをする。さ すが世界資本、やることが違う。
最初は適当にビールでも飲んで過ごしていようかと思っていたのだ がこのピューリタニズムに溢れる夢の国には酒というものは存在し なくて、煙草は好きに吸えないし、行儀よく行列に並びながら禁欲 的に時間は流れる。
夜になると花火が上がり、あんなに近くで花火を見るのは初めてで 非常に立派なものだと思った。
帰ってきて昼寝。
大江戸線が開通したというので帰りに乗ってみる。定期券売り場と か切符売り場とかはそれなりの混雑振り。
今度は行きに乗ってみる。とても空いていてよい。
とりあえず庄屋にご案内して、しかし寿司を食べたいというのは引 き止める。
チャーの息子のやっているバンドがあって、「言ってたんだ、俺の 親父が」とか、「あえて言うなら、感謝の気持ち」っというような ことを熱唱していてとても素敵なのだが、多分ケーブルテレビをつ けていればそのうちかかるだろうと思ってテレビをつけて見ている うちに一日が過ぎた。
駅で偶然会った加藤くんが明日の朝からスノーボードをやりに行く ために今日は小西くんのうちに行って泊まるというので小山には夏 以来行っていなかったので行きたくて、スノーボードにはぜんぜん 関係がないのにも関わらずついて行く。落合くんの家でみんながス ノーボードの板にワックスをかけるのにちっちゃいアイロンを使っ ているいるのがちょっと大き目のアイロン台でアイロンがけをして いるように見えて、それを眺めながら酒を飲んだりしていた。
みんながスノーボードに出かける準備をしているところを駅まで送っ ていってもらって帰ってくる途中で駅のホームを歩いていたら鞄の ベルトの金具が壊れて買ったばっかりのパソコンが入っているのに も関わらず鞄が地面に激突する。中を確認してとりあえずは大丈夫 そうだった。
買いたてほやほやのノートパソコンだが、机の上に置いて使おうと したところ恐らく昨日地面に激突したためと思われるが微妙に歪ん でいるらしくて端っこを押すとがたがたと揺れる。中身はちゃんと 動いているから大丈夫っすよと意地を張ってみるもほんの少しだけ 頬に涙がつたう。
面白いんだけど、言葉づかいのやりくりだけで話が進んでいくのが 目に付いて、ちょっと待って欲しくなる。
久しぶりの食道楽で六本木のテロワールというところに行く。ゼリー の中にアワビが入っているのやスパゲッティーの上にウニが乗って いるのや、牛肉の上にフォアグラが乗っている上にトリュフがかかっ ているのを食べる。牛肉にフォアグラにトリュフという組み合わせ はとんこつラーメン背脂たっぷりにトリプルチャーシューというよ うなものに匹敵するくらいの脳髄を刺激する味覚であった。
ワインバーが併設されているレストランでグラッパがあったので飲 んでみたところ非常に気に入る。ビバ・グラッパ。
というのを読んでみたんだが、話の脈絡がよく解らなくてめちゃめ ちゃ読みにくい。
ボーナストラックで入っている Digging your scene という曲が非 常に気に入る。Blow Monkeys というバンドのカバーらしい。
起きたら夕方で、しょうがないのでビールを飲んでいたら夜中になっ ていた。
休日出勤で、帰りに浦和の居酒屋に入ったら店員さんはサンタクロー スやトナカイさんで、それがおでんを運んできたり日本酒を注いで くれたりした。
帰りがけに上野の HMV に行って CD を買う。J マスシスのを買っ たんだが、前にテレビでインタビューを受けているのを見ていたら、 声にも表情にも全く生気がなくてやっぱこういう人なんだと思った のがあって、聞いてみてもやっぱりあいかわらずすごかった。
その HMV からエレベーターで降りてきたところに下着屋があって、 前は確かとてつもなく底の厚いブーツを売っていたような気がする がそれが今度は下着で、その下着の派手さもとてつもなくて目がく らくらした。勝負下着という言い方があるのが仮に下着同士が勝負 してどっちが強いかという話ならば間違いなく常勝軍団だろうとい う感じだった。
XEmacs のページを作ってみる。
これ って何かほとんどいんちきセールスマンのようになっているんだが、 大丈夫か?
というかなんかよく解らない喫茶店なんだかスナックみたいなとこ ろを占領して、右半分はゴルフの道具について熱く語り、残り半分 はテレビゲームの海賊版の話で盛り上がっているのにかろうじて合 いの手を入れながら黙々と焼酎を飲んでいるうちに結構酔っ払う。
帰りがけに電話がかかってきたので加藤くんの家に行ったら、今俺 は女子大生といい感じになっているのだが、もともと俺には一定の 女の好みというのがあって今まで付き合ってきたやつも似たような 感じなんだというので、いきなりアルバムを持ち出してその今まで 付き合ってきた女というのの写真を見せられたりする。要するに結 論としてはこのおっさんは女子大生の件でかなり舞い上がっている と見えた。
忘年会をやっとこうと思って花泉くんやコーリョーさんや岡くんを 誘ってみたが、何か仕事で問題が発生して帰れなくなって、周りの 人に、えっとちょっと用事があるんですけどとおずおずと言い出し てみても、誰も後はやっとくから帰っていいよとかそいういう気前 のいいことは言ってはくれないのでやむを得ず事態の推移を見守っ ていたところ九時くらいに帰れることになってそれから飲みに行っ た。
エアコンにたまっている埃を掃除機で吸ってみる。エアコンの下に ある机が埃にまみれる。
実家に帰り、あいかわらずおばあちゃんがお小遣いをくれる。
実家で飲んだくれながらテレビを見ていて、あまりにもチャンネル をころころ変えるので紅白歌合戦が見たい家族が怒り出していい年 をした息子と喧嘩をするのも嫌だったのか他の部屋のテレビの方に 行ってしまったために結局年越し蕎麦を食べそこなう。
紅白歌合戦で郷ひろみのバックバンドがダンスマン、えっと、どっ かに星が入ったはずでたぶん、ダンス☆マンという感じかもしれな い、その人のバンドで、ギターの人がガングロのコギャルの格好で ドクター中松のジャンピング・シューズをはいて頑なにジャンプを し続けているのを見て、恐らくああいう格好がはやっていた時に実 際にそういう格好をしていた高校生とかの心情というのはあのギター の人と同じで一種の笑かしのつもりだったのではないかという気が してくる。