XEmacs on MS-Windows - インストール

インストール先のディレクトリとして C:\Program Files\XEmacs とい うディレクトリを作って、その中に展開してください。XEmacs-(ヴァー ジョン番号)というディレクトリが出来ます。xemacs-packages、 mule-packages、site-packages なども以下のようにこのディレクトリ と同じ場所に置きます。

C:\Program Files\XEmacs\XEmacs-(ヴァージョン番号)\
                        site-packages\
                        mule-packages\
                        xemacs-packages\

xemacs-pacakges は xemacs-sumo.tar.gz、mule-packages は xemacs-mule-sumo.tar.gz のそれぞれを ftp://ftp.xemacs.org/tux/xemacs/packages/ か、ミラーサイトから取得したものを展開してください。もちろん個々 のパッケージを選択してインストールすることも出来ますが、いちいち 選んでいくのも面倒なので、SUMO パッケージをインストールしたほう がいいでしょう。site-pacakges はパッケージになっていないプログラ ムを自分でインストールする場合に使用します。

これ以外の場所にパッケージをインストールする場合はパッケージの場 所を環境変数 "EMACSPACKAGEPATH"に設定してください。例えば D:\XEmacs にインストールする場合は次のようにします。

set EMACSPACKAGEPATH=D:\XEmacs\site-packages;D:\XEmacs\mule-packages;D:\XEmacs\xemacs-packages
    

次に環境変数 HOME にホームディレクトリを設定します。このホームディ レクトリに .xemacs という名前でディレクトリを作って、ここに init.el というファイルを置きます。最近の XEmacs は .emacs ではな くてこのファイルに設定を書くようになっています。.xemacs というディ レクトリを作る時に、エクスプローラからだと、「.」で始まるファイ ルは作れないので、コマンドラインから mkdir .xemacs などとして作っ てください。

インストールしたディレクトリの中に i586-pc-win32 というディレク トリがあって、ここに xemacs.exe があるので、これをダブルクリック すれば XEmacs が動きます。必要に応じてショートカットを作成してそ こから起動するのがよいでしょう。デフォルトのディレクトリはショー トカットのプロパティから、「作業フォルダ」を設定することで出来ま す。


XEmacs on MS-Windows