大学生の頃はフランス文学を習っていたがフランス語が出来なくて 落第した。本来なら学校に行っている間に出来るようになっていた はずのフランス語が全く出来ないというのは何か損をしたというと 貧乏くさいが、とにかく埋めなければいけない欠落であるように思 えて、ここ数年ずっと、何ヶ月かに一回くらいずつフランス語の勉 強をしようと思って始めるか、あるいは始めるまでにも至らずに挫 折している。
それで今回考えたのはフランス語のニュースをインターネットで毎 日読んでみようというもので、普通にブラウザを使って読むだけで はすぐに飽きそうなので、最近T-Gnusに入ったWebニュースを読む ための新機能、nnshimbunを使うことにして、とりあえずフランス のYahooのニュースを読む設定を作り始めた。
こんな感じになりました。
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これで読める全部のグループをsubscribeしたら未読記事数が千を 超えて、試しに記事を一つ読んでみたら読むのに一時間位かかるこ とが判明したので、色々なジャンルのやつを読むのは諦め、大人し く国際ニュースを一日一つくらい読むことにする。基本的な単語も 解らない状態なので読むのに非常に時間がかかり、凄くつらい。し かし、三ヶ月くらい続ければそれなりに普通の速度で読めるように なるのではないかと勝手に予想しているので、何とか持ちこたえた いところである。
「ヒナギクのお茶の場合」に入っている「所有者のパスワード」と いう短編があって、これは小説中毒の高校生が本を買うのにお小遣 いが追いつかなくて、それを打開するために図書館に行ったり友達 の紹介でバイトをしたりという話だが、例えば主人公がどうして小 説を読む代わりにテレビを見て時間をつぶさないのかということの 理由が、電波アレルギーでテレビを見ていると皮膚がかぶれるので 医者に止められているとかいうことで、こういうフィクションとい うよりも子供のつく嘘レベルの話が平気で出てくるところが多和田 葉子の面白さの一面をなしている。この短編は全般的に子供のつく 嘘状のものが出てきて、例えばこんなのも面白い。
翌日、学校で、今野という隣の席の男の子に、活動写真って何のこ とか知ってる、と聞いてみた。それは、デジタルカメラで撮った写 真をパソコンの中でアニメ化することだろう、という答えが返って きた。今野はコンピューターのことになると、何でも惜しげなく教 えてくれるが、それ以外のことは聞いても答えてくれないし、自分 からは何も言わない。
なんとなく人ごととは思えない感じがする。
小西くんが来たので、ゲーセン、ビリヤード、居酒屋、カラオケと めっきりレジャーな感じで遊ぶ。
ふと、思いたって酒と煙草を暫くやめてみることにした。きっと健 康度が増してすばらしく活動的な人間に生まれ変わるに違いない。
実は昨日までは眞鍋かをりと真中瞳の区別さえつかなかったのだが、 今日、 これ や これ などを読んでかなり血圧があがったので、是非写真集などを入手し なければならないような気がしてきた。グラビアの画像を見たとこ ろ広末を超えるものというのはすぐには解らないが、広末が非常な 強度を持った自信によって裏打ちされた揺るぎなさで我々をひきつ けるのに対して、眞鍋かをりは人柄のよさを全面に打ち出している ように見えて、しかしそういう基底部の違いの問題ではなくて、上 の二つの文章に書いてあるように、明らかに広末としか言いようの ない何かが眞鍋にはある。
でも、その広末としかいいようのない何かをもってして、広末を超 えるというのは広末の超広末化ということであり、それは広末の一 般化、上の文章の人たちがやっている「ヒロスエ」っていうのを一 般名詞にして使うということに現れているようなある共通の感覚を 説明する概念としての広末ではなくて、希有であり、また特異であ る現象としての広末をその実現によって超えるということであり、 つまりその眞鍋かをりによる実現を我々が目撃するとき、当然そこ には広末の解体という事態が待ち受けているわけである。
いや、血圧上がるね。禁煙のせいかもしれないが。
庄屋に行って二日ぶりにビールを飲み、煙草を吸う。大変うまい。
今までに禁煙をしたのは大学の入学試験を受けるときに煙草を吸う と記憶力が悪くなるという迷信に従い試験前の二ヶ月くらい煙草を 止めていた時で、それで最後の試験だった早稲田大学の試験が終わっ て高田馬場まで歩いて行く途中で自販機で煙草を買って歩きながら 火をつけて吸ったのは非常にうまかった。
それから会社に入ったときに泊まり込みで研修をしたところで出る ご飯が非常にうす味で、その味にしばらくならされた後で土曜日と かに東京に戻ってこってりした味のものを食べるととてもおいしかっ た。
もちろんそういうのがおいしかったのはそれぞれ試験から開放され たとか泊まり込みから開放されたとかいうことが付随していたため にその開放感によってものの味の確かさが増したということがある とは思うが、それでもそういう日常の小さな快楽をこつこつと積み 重ねて行くことによって日々の生活にめりはりを付けるというちょっ とした生活の知恵ということがあるのではないか。例えば煙草を止 めることによってその直接的な効果はなくても試験勉強に身が入る ことがあるかも知れないし、研修所のご飯がうす味なのはご飯など に気を取られず研修をするためなのかも知れない。それでご飯を食 べるとか煙草を吸うとかいう何も考えずにやっていることも特別な 輝きを持つし、勉強とか研修とかいうこともただ訳もなくこなさな ければならないものでもなくなる。久しぶりに会う友達の顔は我々 に親しみを覚えさせるし、例えば旅行から帰ってきた恋人を迎えに 行く駅のホームは毎日ただ移動するのに使っているものとは違って その細部にまで息が通っているように見える。
会社から帰る途中に日本橋で白人のおっさんに東京ポケモンセンター というのはどっから行ったらいいのかとか聞かれたが、あんなおっ さんがポケモンに何の用事があるんだいったい。そもそも東京ポケ モンセンターって何だよ。
よくメールのシグネチャーとかに今日のBGMが何とかだとか書いて いる人をみるが、やはりアルバムの名前だけ書いてあったりするの では不親切だと思うので、池山さん日記新企画として今日のMP3と いうのを始めることにした。で、初回はナンバーガールの 真っ昼間ガール にした。ただし誰かに怒られるといけないのでパスワード付きで、 ユーザー名はうちの電話番号、パスワードは僕の携帯電話の番号で ございます。
最近やっとEmacs Lispの書き方が解ってきたような気がする。でも 調子に乗って関数の引数を関数呼び出しにするというのを何重にも やって訳の解らないことになったりもする。いろんなコードを読ん でたりするとCっぽい手続き指向そのまんまのコードの方が読みや すかったりするので、いかにもLispっぽいちゃんとしたのを書ける ようになるにはまだ経験が必要であろう。
吉田健一の翻訳ということなのでパトリシア・ハイスミスの「変身 の恐怖」という本を買ったら解説にはこの本はハイスミスの日本語 翻訳としては初期のもので恐らく当時はハイスミスの読者というよ りも吉田健一の読者が読んでいたのではないだろうかということが 書いてあった。本当にそういう事情で本を買ったので、翻訳の話を すると、普通にいういい翻訳というのは日本語として自然な表現を 使っていて翻訳くさくないものということになっているがこの本だ と主人公はその恋人にこういうことを言う。
今あなたに対してなっているような優しい気持に私はまだなったこ とがない。
これが日本語なのかどうかというのは怪しくて、I've never been というようなことの方が先に思い浮かぶ。だからといって本を読ん でいてここで興ざめするという訳ではなくて間違いなく原文がねらっ ていたと思われるのと同様の効果を翻訳の方でも得ることが出来る ので、これは本を読んでいるうちにこういう表現を受け入れる準備 が読者の方で出来てくるからであり、つまり本の全体においての統 一された語彙、語法に従ってこの表現が登場することが重要である。 要するに翻訳においても普通の文章と同じようにそれが読みやすい ものであるためには全体での語彙・語法の統一が必要で、それがあ れば多少の翻訳くささというものに影響されるものではないという ことがここから解る。
Lookupのスプラッシュを出すのをXEmacsでも動くようにしてくれる 人募集というのをメーリング・リストで見かけたので作ってみる。 最近のXEmacsにはlayout glyphというのがあってそれを使ってみよ うかと思ったけど、Beta版でしか動かないものを入れてもしょうが ないのでやめとく。
Windows向けのMuleパッチが今週末にはコミットされる 模様。
しかしBen Wingさんの今週末というのはあまり当てにならないので どうだろうか。
酒といったら一番好きなのはビールで、普段はサッポロ黒ラベルを 愛飲している。ギネスも好きなんだが、ここのところめっきり飲ん でいなくて、それでどうも最近のギネスの缶には泡をまろやかにす るための円形の機械が入っているとかで、どうも試してみたくなっ たが近所のいつもサッポロ黒ラベルを買うミニスットップには置い てないので楽天市場で注文してみた。そんなちょっとした通販生活。
ゲリラ祭とかいう学園祭がこじんまりしたようなのに岡くんが出る というので行ったが、結局ただいい大人が学生に混じって飲んだく れるというだけのことになった。中央大学出身ということで加藤く んも誘ってみたが、ゲリラ祭という名前を出したら嫌がっていたよ うだが何かいやな思い出でもあるのだろうか。
大学などというところに行くのは自分が大学を卒業して以来で、中 央大学に行くのは始めてだが、明け方に居場所が解らなくなった岡 くんを探してサークル棟の中をうろついていたら梅の間とかいうと ころがあって、そこで大量の人々が布団をかぶって雑魚寝していた のには目をみはるものがあった。夜中に話をした混声合唱部とかい うのは、要するにテニスやスキーでは露骨すぎるので男の子と女の 子が一緒に何かやるものとしての合唱というのは解ったのだが、し かしよりによってなんで合唱なんだろう。大学の時に同級生が合気 道部に入っていて、ガクランを着ているので今日は何かあるのかと 聞いたら日本女子大学の合気道部と合同稽古をするとか言っていて、 ふーんと思って聞いていたら、軽く練習をして重要なのは後のコン パだとか言っていて笑えたのを思い出した。しかし大学生にとって 合唱とはいったい何なのか。
原田眞人という人のバウンスコギャルというのをビデオで見て、ヤ クザの役所広司が援助交際グループのリーダーのコギャルに対し てヤクザをなめるんじゃないぞというような脅しを一通りした後で、 よしじゃあお互いの信頼関係の確認として一緒にカラオケを歌おう、 このカラオケはお前らが普段している援助交際でやるカラオケとは 違うぞとか言って、一緒にインターナショナルを歌うというかなり 爆笑を誘う場面があった。よく解らないが、映画の全体の趣旨とし ては左翼の希望をコギャルに託すというよなものだと思う。
宮沢さんは俺のことを池ちゃんと呼ぶ。多分岡が池さんと呼ぶから だと思うが、とにかくその宮沢さんが池ちゃーん、飲もうよーと電 話を掛けてきたので秋津まで飲みに行ったら一昨日に中央大学で会っ たときから同じ服なのが更に薄汚れたのを着て酔っ払っていた。宮 沢さんと会うときはかなり高い確率で金曜日の夜から日曜日までの み続けているようだ。しばらくしておりょうちゃんを電話で呼んだ らはるばる三軒茶屋からやってきて、それで三人でおりょうちゃん、 かわいいねえと言っていたら終いには泣き出した。というか彼氏と 別れたばっかりで大変らしい。
会社に入って以来ずっと競馬の仕事をしているのもいいかげん飽き てきた今日この頃、皇太后が死んだとかで競馬が中止になってその 代替えを今日やるということが起こってその代替えの処理にバグが あって動きませんでした。それでがんばれば動かないことはないの でみなさんがんばってました。
出張で新潟に来る。職場の人と飲んでいて思ったのだがなんでそん なにキャバクラだとかヘルスだとかが好きなんだ。久しぶりに小指 を立ててこれがとか言っているのを実物で見た。皆そろってそうい う風に会話をしていた。
オトウトイモウト は濃いめの下ネタが満載の日記が読めて、その他に掲示板とリンク 集があるというこの構成は日本のホームページ黎明期から脈々と受 け継がれている定番であり、ここのリンク集に乗っているところの ほとんどもそのような構成になっている。日記を一通り眺めたとこ ろ三月一日のやつが最大級に面白いという結論に到達した。
にらけらハウス は西原理恵子フォロアーという感じの漫画家のページで、 これ なんかは西原の叙情がそのまま再現されている。インド旅行記はいっ たいいつまでインドにいる気なんだと読んでいて不安になるくらい 延々と続く。
金正日というのはちょうど南北首脳会談でおちゃめさと滑稽味とい う独裁者に不可欠の資質を持った人だということが再確認された訳 で,こういう漫画のキャラクターとしてはかなりいい感じな気がす るし、ユッケっていうのもかわいいし、非常によろしいかと。
皇太后が死んだのでテレビで在りし日の皇太后というようなのを最 近やっていて、それで昭和天皇なんかが出てくると、昨日書いた金 正日と同じようにおちゃめさと滑稽味というのを醸し出していた。 多分こういうのはスター性と言われているものと同種のもので、大 抵スターというようなのは憧れられるのと同時に笑い者にされるこ とによって成り立っている。
職場から近いので一度八重洲で飲んでみようと思い立ち調べたとこ ろ、日本酒や焼酎の豊富にそろった夢酒という神田にある居酒屋の 支店があるらしいのでそこに行ったが、あっさり満員で入れなくて、 その辺りをうろついて串焼き屋に入ったら座敷に通され、若い人に は量があるからこっちの方がいいとか言われて勝手にコースメニュー を決められるなどのことがありながらもビールを飲み、そのまま雑 色とかいう所にある花泉の家に行って泊まった。花泉は寝相が悪く て前に岡のうちで一緒に寝ていたときは明け方に体をまさぐられて 大変目覚めの悪い思いをしたが、今回も中野さんがちちを揉まれる などということがあったらしい。
秋葉原を散策してその後で神田に行って本でも見ようという話になっ たので秋葉原駅で降りてころなというのに当て字が振ってある名前 の喫茶店に入る。その店ではカレーを出していてそれが非常にうま そうなので神田に行ったらカレー屋を探して食べることに決め、秋 葉原ではパソコン屋さんの見学ということでラオックスのマック館 に行ってiBookの横にある円盤状のものが何なのかで議論になり、 店員に確認したところACアダプタだということだった。展示してあ るパソコンがインターネットに繋がっているようなので、ふと思い 立って 水曜会ページ を見たらいつの間にかグラフィカルなことになっていた。
神田のカレー屋については特に当てがあるわけではないので書泉で カレー屋ガイドみたいな本で調べてインドカレーの店に行くことに したが、行ってみたところ五時までは準備中らしいのでその間に飛 行機のチケットを買ったり、ギターを買ったり、古本を買ったりし て五時過ぎにもう一度行ったらすでに満員になっていて、隣に座っ た人などガイドブックのカレー特集のページを読んでいて、横から 覗いたらこの店も紹介されているようで、その知名度がうかがえた。 カレーは数人分ずつ作るようで満員時には一時間くらい待たされる ことになるが、これは丁寧に作っているというよりも何だか手際が 悪いだけのようにも見える。実はインドカレーなどというのは殆ど 食べたことがないし、二日酔いで胃はもたれてるしで味はよく解ら なかったのだが、念願のカレーが食べられて満足したので、後はラ ンチョンでビールを飲んで帰った。
寮の人たちとバーベキューに行く。こういうアウトドアのレジャー は今ひとつ楽しみ方が解らないので、とりあえず酔っ払っとけば安 心だろうと思ってワインや日本酒などを買い込んで飲んでいたら非 常に酔っ払い、今日初めて会った福田さんという人に、君の服の格 子模様はとても素敵だとか訳の解らないことを言ってからんでいた ら、走って逃げていってしまった。酒を飲む、酔っ払って嫌がられ る、辛くなってもっとたくさん飲む、というアル中への道が僕の前 に開けたように見えたが、涙で目がかすんでよく見えない。
ITというのがIkeyama Tomonoriの頭文字でないことは間違いないと して、ここで言う革命というのは産業革命という時の用法であって、 ATARI Teenage Riotがrevolution actionとか叫んでいる意味での 革命ではない。つまり革命というののもともとの意味は為政者の交 代であって、これは今の日本でいえば天皇制の廃止というようなこ とが起これば革命である。もちろん革命でないような形で天皇制を 廃止することもあり得るし、天皇はいたままで革命ということもあ るが、為政者の交代という意味での革命は江戸幕府から明治政府へ という位の規模のことを指す。その中で共産主義による革命をただ 単に革命というふうに言う場合があって、そこから始まって話がそ れて行く方向は多種多様である。
産業革命といった場合にはこれとは意味が違って、おそらく社会制 度の大規模な変化という程のことを意味する。つまり革命それ自体 ではなくて、革命的というようなことである。IT革命というのはこ の系統の意味での革命で、確かに前からインターネットによる情報 伝達の変化は産業革命に匹敵する変化を社会にもたらすと言ってい た人がいて、そのことに名前が付いた訳であるが、産業革命は物事 を総体として扱うのではなく、分割して個別に扱うという方法を人 間が身につけたことにより、その活動の速度、および範囲が急激に 大きくなったことによるもので、そのような人間の活動の形態、あ るいは思考の方法というのとは別の形態、別の方法を人間が得ない 以上、産業革命、あるいは近代という範囲での活動しかそこにはあ り得ない。つまりIT革命というのは産業革命の一種であり、そこに 儲け口があるということで、その儲けにうまくありつければ将来は 安泰で、逃せば搾取される側に回らざるを得なくて、そのことを歴 史の歴史の教科書で習っている我々はそこで先を争う。
そういう勝ち負けを争って競争をするという以外にも人間の社会的 な、あるいは政治的な活動の場があって、その活動が従来の企業、 あるいは政府に比類し得る成果を上げる可能性を、コンピュータ、 およびそのネットワークを利用した人々の活動が示しつつある。そ のような活動は人々の自立的な参加によって成立していて、その自 立的ということが意味を持つ。企業に雇われて働くということは企 業に対して労働力を供給する見返りに賃金を得ることだと一般には 考えられているが、その人間の労働力を金額に換算するということ とその人間自体の価値を金額に換算するということの間に厳密な違 いが果たしてあるのか。人間自体の価値を金額に換えることは出来 ないのであって、労働というのは人間の総合的な活動であって人間 自体から切り離して売買出来るものではない。労働をする、あるい は仕事をすること自体の価値を金銭と交換することは人間の総合的 な活動を限定し、制限を加えるものであって、この制限は政府と住 民、企業と労働者という依存関係を前提とする限り絶えず人間の活 動の足枷となる。現在の政府とか企業といったものが我々の生活を 安定したものにしていることは確かであって、企業に雇われれば政 府の決めた最低賃金が保証される。そのような安定、というのはつ まり人間が組織化されることによって可能になる相補関係というも のを金銭への換算という人間の総合的な活動に制限を加える形では なくて実現する基盤としてのコンピュータ、およびそのネットワー クということを考えるのは、それほど突拍子もないことではなくて、 産業革命が物質という形で抽象化して現実の制限から人間の活動を 切り離すことによって人間の活動の範囲を拡大したのであれば、そ の物質というものの代わりに情報という形を得た人間の現実が、総 合としての人間というものをより的確に扱えるということも考えら れる。
Yahooオークションに本物のタイムマシーンが出品されていたらし い。その レポート 。
母親と娘の二人で自宅の一部を店舗にしてやっている飲み屋みたい なところがあって、そこが最近職場の人のお気に入りみたいでいつ も昼ご飯を食べに行っているらしくて、夜にそこに連れられて飲み に行ったら、ビールをしばらく飲んだ後に焼酎があるからというの でそれを二杯くらい飲んだら店の人がそんなに飲んだら飲み過ぎだ からやめなさいとか言い出して、別に酔っ払ってつぶれているわけ でもないのに客が酒を飲むのを止める店というのは変わっているな あと思った。
最近ギネスがブームなのでどっかに飲みに行こうと思って調べたら、 上野にアイリッシュ・パブがあるらしいことが解って行ってみたも ののその店は解らなくて代わりに別のパブがあったのでそこでギネ スビールを飲んだり、フィッシュ・アンド・チップスを食べたりし た。
会社を辞めてカナダに遊びに行くという藪下さんの送別会で、与野 寮ホームページを見ていると言っていてびっくりしたが、よく考え てみたら、前はたまに与野寮に遊びに来ていたからねえとしんみり 思った。
会社を辞めてしばらく外国に行くというのは非常に魅力的で、僕も 前から例えばロンドンとパリとに三ヶ月くらいずつというようなこ とを考えて、それで試しにフランス語だとか英語だとかを勉強しよ うとして挫折して先に進まずまた振り出しに戻るということが繰り 返されていて、そういえば Yahooフランスのニュースを読んでフランス語を覚えよう企画 が見事に三日坊主だったのを思い出した。