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小林多喜二特集
1999.02.20 暫定的発行



1933.02.20 → 1999.02.20 → ????
1933.02.20 虐殺された多喜二の周りに集う作家・同志たち

小林多喜二について、改めて考え直す

前言:

 今年(1999年)は、小林多喜二の死(1933.02.20)から66年、定本の全集完結(1969.12)からちょうど30年を数える。

 多喜二は名前こそ知られているが、あまり読まれない作家の筆頭に挙げられると言っても過言ではないだろう。また、「プロレタリア作家」というレッテルによって植え付けられる先入観によって読まれないという現状もあるだろう。

 本特集では、その生涯と作品を多面的に捉え、現在において多喜二を読むことについて、探究することを目的とする。

 2003年の生誕百年記念までにもっとたくさんの研究・論文等が出ることが期待されるが、本特集がこれからの多喜二研究の人柱にでもなることが出来れば幸いである。

       1999.02.20 junius (プロ文連)

責任者からの自己批判!

 多喜二忌に合わせてすべてのコンテンツをアップする予定でしたが、肝心な伝記等がまだ出来ていません。多忙だったとは言え、これは己の計画性を持たない未熟さに依るものであり、ここに、真摯に自己批判いたします! 真に革命的であった作家、多喜二を扱う私の中に、まだまだ革命性が不足していることを痛感している次第であります!
 同志たちの革命的協力によって、ある程度はコンテンツを埋めることは可能でしたが、伝記を中心に据えたサイト作りを試みているというのに、伝記がないことに関して心からお詫びし、一日も早いアップロードに向けて日夜革命的に努力する志であることをここに宣言いたします!

 ……本当にごめんなさいっ。   プロ文連 多喜二特集責任 junius 筆

さらにごめんなさい! アップロードしている時間がなくなりました。数日中にあるネタは全部上げますので、許して下さい!

お詫びに伝記から抜き書き部分:多喜二の虐殺について

多喜二特集 内容紹介

生涯

準備中

主に初期の創作・活動、また生涯の恋人だった田口タキとの関係に焦点を当てて、多喜二の生涯を振り返る。

政治と文学論争I

準備中

労農芸術連盟と前衛芸術連盟が分裂したときや、戦旗と文芸戦線の闘いに際しての多喜二の言動等を検討する。

政治と文学論争II

準備中

戦後、新日本文学会(主に中野重治)と雑誌『近代文学』(主に平野謙、荒正人)との間に交わされた論争においてクローズアップされた多喜二問題について
小品を読む 具体的に読んで貰うために、小品「飴玉闘争」をテキスト化。同作品についての論評も。
全作品粗筋・感想 ある知識人が多喜二全集を購入し、読破した際の覚え書き。
『蟹工船』紹介 代表的作品である『蟹工船』をリライトしながら紹介するという試み。

日記と書簡紹介

準備中

残された日記・書簡から多喜二の創作に迫る。田口タキ問題との関連についても探究する。
多喜二座談会 NIFTY SERVE を利用して行われた、多喜二についてのチャット

小樽文学館案内

準備中

多喜二の故郷、小樽にある文学館について
年表 多喜二についての簡単な年表
書誌一覧 現行作品、海外作品を含む書誌
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